前回購入したものの中から、コストコのシュトーレンアソート4個入りを紹介します。
目次
まずシュトーレンの説明を軽くさせて下さい。
ドイツの菓子パンでシュトレンと呼ばれており、シュトーレンはドイツでは正しい発音ではないそうです。
クリスマスまでの4週間に少しずつスライスして食べるのですが、日に日に中のレーズンやフルーツ、バターが生地に味が染みこむので味が変化してクリスマス当日が待ち遠しいとか。
作り方はイーストで発酵させているので焼き菓子と言うよりパンです。
そこまで難しくなさそうなので、自分で手作りしてみるのもいいですね。
【コストコ】シュトーレンアソート(4個入り)の紹介
実はわたくしシュトーレンの存在は知っていましたが、食べたことがありませんでした。
毎年気になってはいたけれど、何が何でも食べたい!という気持ちにもなれず。。。
ただ、シュトーレンが保存がきいて、日が経つと味が変化するというのを聞いて俄然興味が沸いたのであります。
コストコでは大きい1kgタイプのシュトーレンもありましたが、旦那さんや娘がレーズンものを食べないので一人でこの大きさは無理と悟りました。
と、横を見ると小さめ×4(しかも味が全部違う!)があるじゃないですか。
クーヘンマイスター シュトレーンアソート200g×4 577円(税込)
1個あたり144円(税込)はかなり安くないですか?
サイズは横が約15cm縦が約7cmです。
小ぶりながらも持つとずっしりしています。
①シュトーレン・butter(バター)
まずはbutter(バター)味から食べてみます。
<原材料名>
レーズン、小麦粉、バター、ブドウ糖、バターファット、砂糖、ブドウ糖果糖液糖、イースト、オレンジピール、小麦スターチ、レモンピール、全卵、食塩、コーンスターチ、植物油脂/ソルビトール、乳化剤、香料
<栄養成分表示>(100gあたり)
熱量392㎉、たんぱく質4.1g、脂質16g、炭水化物60g、食塩相当0.41g
え、100gあたり392㎉ってことはこれ1つは800㎉くらいするってこと?
こんなに小さいのに破壊力が抜群。。。
これを知った時に残りを友人に配りたい衝動にかられましたが、それぞれの味をレポせねば!ということで全部私が食べます(T_T)ブヒ
救われるのは賞味期限が2020年2月26日まであるところですね。
カットしてみました
後で知ったのですが、シュトーレンは真ん中から切って両端の断面図を合わせてラップに包んで保存したほうがいいそうです。
端からカットするより乾燥を防げます。
こちらが正しいカットの方法
真ん中からカットして両端をピッタリ合わせてラップで包みましょう。
シュトーレンを食べる前の一番の疑問は、「これパンなの?それともケーキなの?」という点でした。
実際に食べてみた感想ですが、食感は少し固めのパンの要素が強いけれど、甘さはケーキ(パウンドケーキ)ぽいです。
硬めのパンとパウンドケーキの中間と言ったところでしょうか。
甘さは周りの粉糖と中にぎっしり詰まったレーズンの甘みが強いけれど、甘すぎて食べられないということもないです。
飲み物はコーヒーや紅茶が合いそう。
「まあまあ美味しいな」というのが第一印象でした。
その日の夜、さらに一切れ食べてみたのですがなぜか朝に食べた時と味が変わっているのか、朝より美味しく感じました。(お腹が空いていた効果かもしれません)
バター味については、最初にこれだけを食べた時はそこまで感じませんでしたが、違う味を食べた時にはっきり「バター」の風味を感じました。
やはり同時に食べ比べてみると分かりますね。
そして次の日の今、ブログを書いているのですがなんだかシュトーレンが食べたくて仕方ありません。
なにこれ中毒性あるの?(*_*;
そこまでしっとりでもなくパサパサでもない不思議な食感のシュトーレンですが、レーズン好きにはたまらないのでしばらくお菓子替わりに食べられそうです。
②シュトーレン・Bratapfel(焼きりんご)
こちらはりんごが入っています。
4つの中で私が一番期待していたものです。
<原材料名>
小麦粉、レーズン、植物油脂、砂糖、ブドウ糖、ブドウ糖果糖液糖、アーモンド、乾燥りんご、イースト、小麦スターチ、食塩、シナモン、米粉/ソルビトール、乳化剤、香料
<栄養成分表示>(100gあたり)
熱量401㎉、たんぱく質4.4g、脂質19g、炭水化物55g、食塩相当0.28g
バター味と比べるとオレンジピール、レモンピール、バター、全卵は入っていません。
大きめのリンゴが入っています。
原材料名に乾燥りんごとありますが、食べた食感はやわらかいリンゴです。
味はふわっとシナモンが香りますが、そこまで主張は強くないです。
シュトレーンはレーズンが主役かってくらいレーズンの味がしますが、こちらの大きめのりんごがいい味出してくれてます。
私はバターよりこっちが好きですね。
あと、原材料に入っていないのに杏仁豆腐みたいな味が微かにします。
私の味覚がおかしいのかしら?(;’∀’)
③シュトーレン・Edel-Marzipan(貴族のマジパン)
<原材料名>
レーズン、小麦粉、植物油脂、砂糖、ブドウ糖、ブドウ糖果糖液糖、アーモンド、オレンジピール、イースト、小麦スターチ、レモンピール、食塩、コーンスターチ、ソルビトール、乳化剤、香料
<栄養成分表示>(100gあたり)
熱量402㎉、たんぱく質4.2g、脂質17g、炭水化物60g、食塩相当0.36g
マジパンとは、アーモンド粉末に砂糖ものでヨーロッパではそのまま食べられるポピュラーなお菓子です。
日本ではケーキの上に人形として置かれていることが多いです。
写真を見ると焼きりんごと似ていますが、真ん中の黄色い部分がマジパンだと思います。
なんとなく白あんのようなグニャっとした食感です。
これがシュトーレンには必要なのか、シュトーレン初心者の私にはわかりませんが、私はなくてもいいです(;’∀’)
マジパン以外は特長がないので、この味よりはバターのほうが好きです。
④シュトーレン・Christstollen(クリスマスのシュトーレン)
<原材料名>
小麦粉、レーズン、植物油脂、砂糖、ブドウ糖、ブドウ糖果糖液糖、オレンジピール、レモンピール、小麦スターチ、イースト、食塩/ソルビトール、乳化剤、香料
<栄養成分表示>(100gあたり)
熱量415㎉、たんぱく質4.3g、脂質18g、炭水化物61g、食塩相当0.41g
中の緑っぽいのはレモンピールかと思います。
今回シュトーレン自体を食べたのが初めてなので何とも言えませんが、こちらが一番普通の味というか王道な気がします。
ただバターが使われていないんですよね。
本来はバターが入っているので、王道は①のバター味なのかもしれません。
が、このクリスマスのシュトーレンというネーミングと、一番味に特徴が無いのでこれが王道な気がしてなりません。
上の3つからそれぞれのバター、りんご、マジパンを抜いた味がこの④クリスマスのシュトーレンという感じです。
4つのうち私の中での味の順位は、1位から順に②の焼きりんご①バター④クリスマス③マジパンのシュトーレンです。
焼きりんごとバターは迷いましたが、シナモンがふわっと香ってりんごもいいアクセントになっているからです。
この焼きりんごにバター入れてくれたら文句無しなんですけどね(笑)
【コストコ】シュトーレンを焼いて食べてみた
シュトーレンを一切れトースターで焼いてみました。
表面が少しカリっとします。
周りの粉糖が熱で溶けて表面に染みこみ、熱を加えたことで生地もレーズンも甘みが強くなりました。
そのまま食べるか?焼いたほうが美味しいか?ですが、シュトーレンの若干パサついた感じが苦手は方は焼いたほうがいいかもしれません。
パサッがカリッになって誤魔化されます(笑)
あと粉糖が溶けたおかげで周りはしっとりしますね。
コーヒーにも絶対合うシュトーレン
【コストコ】シュトーレンは開封してから何日で食べるといい?
一番最初に開封したバター味ですが2~3日は少しずつ味が変化して美味しかったのですが、5日目にはパサつきを感じてきました。
袋にも『開封後はお早目にお召し上がり下さい』と書いてあるので、本場のシュトーレンとは配合の違いなどでそこまで持たないのかもしれません。
もっと洋酒や砂糖、バターの量が多ければ日持ちするのでしょう。
今回初めてシュトーレンというものを食べてみましたが、私的には好きなパン(お菓子)だったので、他のメーカーのシュトーレンと味比べしてみたり自分でも作ってみようと思いました。
もっと洋酒やバターを利かせたら更に美味しそうですよね。
(カロリーは怖いですけど)
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